2009.07.29 Wednesday | こちらブルームーン探偵社
 最近見返した懐かしいドラマです。
 DVDが出ていることを知ってレンタルしてみました♪
 
 好きだったんですよね、このドラマ。
 子どもの頃にNHKで初めて見て、最終的にどう終わったのかは覚えてなくて、たぶん見てないんだと思いますが。。

 話の筋はサスペンスというか、探偵社が舞台なので事件を扱いますが、とにかく主人公二人の会話がメインのような気がします。
 
 ウィキペディアによると、

 赤字続きの小さな探偵社を舞台にオーナー兼社長のマディ・ヘイズと、お調子者でいつもふざけている探偵デビッド・アディスンが、衝突を繰り返しながら難事件・珍事件に巻き込まれては解決していくコメディー・タッチのミステリドラマ。

 だそうですw。 
 マディ役はシビル・シェパード、デビットがブルース・ウィリス。
 一応、男性と女性がコンビを組んでるので恋愛も多少は絡んでいたかな。
 30歳前後のブルース・ウィリスが見れます♪

 


 昔のブルースさんはこういう風だったんだ…。
 髪の毛あるかないかの違いでは測れない様な気がするw。いや、今のブルースさんも好きですが。
 役柄の違いもあるかな。同時期のダイ・ハード見ても、それほどセクシーに見えないんですが(私だけ?w)、このドラマではチャーミングというか独特のお色気があるような。
 
 …しかし、初回改めて見て思ったのですが、コメディでそんなにラブシーンがあるわけじゃないけど、わりと大人っぽいドラマなのね。
 これがNHKで放送された当時、私は小学生ぐらいだったんだけど、よく見せたな、我が母よ。。
 ませガキだったのは、このせいだったか。 
 
 ずっと昔から印象に残っていたのがこのドラマのテーマソングで、これが好きでしたw。
 そのくせ今までは調べようともしてなくて、DVD情報を探した今回、改めて調べて誰が歌っていたのか初めて知りました。
 アル・ジャロウというジャズの歌手のお方。
 この曲の入ったアルバムを買おうとしましたが、廃盤になってて、中古でしか手に入らないようです、残念。。

 シーズン1〜5まであって、全55話あるそうです。
 どう終わるのかちょっと心配だけど、しばらく楽しめそうです♪
 
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2008.11.21 Friday | レッド・クリフ part1
 「ブーリン家の姉妹」と同じ日に見に行ってきました。
 なれない二本立てをしてきて、しかも前はイギリス、今度は中国と全然違うので、余韻に浸れなくてちょとつらかったかも。

 三国志の映画です。
 …というか、監督独自の解釈が結構たくさん入っているようなので、三国志をベースにした歴史ファンタジーといった方がいいのかもしれないですね。

 個人的には特に三国志はきちんと読んだことがないので、まあこんなものかと思ったのですが、ネット上では色々批判がうずまいているのね(´・ω・`)。。

 少しは知っている家人に言わせると、批判にもうなずくところがあるようです。
 三国志というと、色々な駆け引きが見もの。
 でも今回はあまりそれらしい場面はなかったような?
 名軍師といわれている孔明さんも、この映画では交渉しにいったけど、それほど弁が立つということでもなかったみたいだし(それでも知らないうちにうまくいったけど)、なんだか高みに立って扇を持って笑っているだけだったような(;´Д`)。。

 でも、その他のアクションや戦いのシーンなど良かったし、退屈なところもなかったので、まあ一つの映画作品としてはまずまずの出来ではないんでしょうか。
 ストーリーの展開において少し気になるところ(人によっては大変気になるかも)がありましたが、私は全般的に楽しめました。
 冒頭の戦いにおいての趙雲のアクションもそうですが、随所のアクションなどかっこよかったです。
 もっと三国志の世界を追求したい人には向いてない…のかもしれないですね。

 三国志というと、こういうと年齢がばれますがw、NHKの人形劇がすごく印象強くて。
 子どもの頃に見たからでしょうね、中国ものというと、三国志の世界が一番馴染み深いです。
 今回の映画は音楽や世界観や雰囲気が、自分でイメージしていた古代中国の世界のそれとよく似ているので、懐かしさすら覚えましたw。
 髪型や衣装とかも、これまで見た中国歴史ものと比較すると(そんなに数多く見てないけど)、一番中国らしく見えて好きです(´∇`)。
 このあたりは日本の資本が入っているし、多少日本人好みにされているのかも?
 ワイヤーアクションもほとんどなかったし。
 音楽が個人的に気に入ったので、サウンドトラック買おうかな。
 
 パート2が公開されるのは来年だそうです。
 どんな風に話が展開するのか気がかりな反面、結構楽しみです♪
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2008.11.17 Monday | ブーリン家の姉妹
 油断していたらあっという間に日にちがたち、上映スケジュールが一日一本になってしまっていたので、慌てて見に行ってきました。
 エリザベス1世の父ヘンリー8世とその愛妾たちのお話ですね。
 国王に愛妾という存在はよくあることだけど、ヘンリー8世は男児を生んでくれないと嫌だというんで6回も結婚を繰り返した人なので、単純なラブストーリーにはならないのですね。
 そこへ権力だの名声だの、姉妹同士の嫉妬だのが加わって、ああ、もう、どろどろ。

 …だと思ったんですが、意外にそんなではありませんでした。
 ナタリー・ポートマンもスカーレット・ヨハンソンも美人さんで、見た目はとても心地よいです(*^^*)。
 眼福眼福♪
 蜘蛛の巣のよーな謀略いっぱいというわけではなくて、ナタリー演じるアンが計算高いということになっていますが、それほどでも…という感じかな。
 スカーレットのメアリーは純真そうでかわいらしい感じ。
 対する国王のエリック・バナさん…かっこよかったけど、いまいち史実で感じられるようなヘンリー8世の狂気じみた男児への執着っていうのが感じられませんでした。
 ルックスはホント最高なんだけどな。
 ていうか…、作中でメアリーが無事に息子を生んだっていうのに、その無頓着さは何?

 ちなみに、原作小説と映画は話のディテールは若干違ってます。
 設定や大筋は同じなのですが。
それにしても、アン・ブーリンにメアリーという姉妹がいたとは知りませんでした。
 史実では、アンが妹、メアリーが姉で、実際には息子を産んだことはない、とパンフレットにはありましたが。
 映画では不明でしたが、原作小説ではメアリーは13歳ほどで結婚し、国王の恋人になったのが14歳程度だそうで。。
 
 映画ではヘンリー8世がメアリーが妊娠中、彼女への興味を失って姉のアンに気持ちが傾いたことになっていたのですが、一応、小説ではそれはナシでした。
 気持ちがさめ気味なのは確かで同時進行ではありましたけど。
 小説はまだ途中ですが、宮廷の雰囲気とか味わえてとても面白いです。
 王様もコワい存在です。
 そのまま映像化したほうが…と思ったけど、うーん、丈が足りなかったのかなあ、やっぱり。
 原作小説では姉妹の母親が子どもを顧みない人柄(というより、そういう時代だったんですけどね)だったのに対し、映画では娘を国王の愛妾にしようとする夫や弟に反対していたり、製作する際に現代人の感覚がはいりこんでしまったのかな?と思います。
 
 見た後に色々疑問点が湧き出して、小説を読まないと補足できないあたりが残念ですね。
 舞台のひとつに修道院があって、それはお手軽すぎではと思っちゃいましたが、豪華な衣装や館が見れて良かったです。
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2008.07.12 Saturday | トロイのヘレン
「トロイ(原題Helen of Troy) 前・後編」2003年 テレビドラマ アメリカ/マルタ

 このカテゴリーは映画館で見た映画をれびゅー(?)するために作ったのですが、なぜか結局昨年は2回記事を書いたっきり(笑)。
 これからもあまり映画館に行くことがなさそうなので、有料テレビで見たものの感想なども、脈絡がありませんが、書いていくことにします。

 このところ古代地中海世界に凝っていたりして、衣装を確認するためにパンフレットをちらちら見返したりしてましたら、俄然見たくなった映画「トロイ」。
 で、それを見ていたら、またまた連想で見たくなったドラマ「トロイのヘレン」です。
 トロイといったら、もう2004年からはブラピの「トロイ」が有名ですが、ドラマの方も地味ではありますが、 なかなか良作です。
 でもざっと検索してみたけど、あまりご覧になった方はいらっしゃらないかも…?
 うーん、やっぱり映画の方がキャストや衣装とか豪華だもんね。
 個人的にはヘクトル兄ちゃんが一番好きだし、感情移入できる気がしますw。ブラピのアキレスはキラキラしててひたすら目を奪われますし、オデッセウス役のショーン・ビーンも好き。
 …だけど、パリスとヘレンの二人が…ぜんぜん同情できなくて、二人を受け入れた国王もどうよ、なんて思ってしまって仕方ないのです。。嫌いじゃないですけど。

 映画のトロイの方がある意味、キャラクターの造形が一辺倒なのに対し、ドラマの方ではなかなか奥深いところがありますね。
 ヘレン役の女優さんは絶世の美女というよりはかわいい感じの女性で、パリスはそれなりに一本通ってて武芸も弁舌も達者。国王や側近たちを前にしたパリスの演説はなかなか説得力がありました。
 国王役の俳優さんも、私はこちらの方が好きw。
 映画では兄アガメムノン、メネラオスは恰幅のよいおじさんで、どう見てもテキサスかどこかのおじさんにしか見えない気がしたのですが、こちらは年齢も若いしそれなりにギリシャの武将に見えましたw。

 で、このドラマのポイントは、メネラオスではないかと密かに思ってます。
 彼の見方によれば、ヘレンは彼の愛妻であるにもかかわらずトロイのパリス王子と一緒に逃げ出してしまうわけですね。
 最初は怒り、やがては十年ものつづくトロイとの戦争に嫌気がさし平和を望むようになりながらも反対することができず、最後は一人残ったヘレンを愛情やら哀れみやら諦めやら色々な感情を抱きつつも連れて行く。愛情はやっぱりだいぶ残っていたと思います。
 でもヘレンの心は完全にパリスのものなので、あくまでもメネラウスとは平行線なんですよね。
 うーん、愛ってやっぱり残酷かも。 

 でもヘレンに気持ちが通じないのは、彼自身にも原因の一端があるんだよなあ。
 一目ぼれして運よく結婚できてうれしかったのに、その感情をヘレンに伝えてないし、気持ちの交流がまずないもの。
 外見がちょっとくたびれたサラリーマン風味で、人柄も悪くないんだけど、強い兄に逆らえず、自分の意思を貫くこともできず…ある意味平凡な男性なのかな。
 しかし、その疲れを漂わせた表情に親近感を抱いてしまいますv。
 彼の敵は兄なんだけど、気づいてても逆らえないしねえ。。
 アガメムノン、また野心家の悪役なんですよね。明るく陽気だったらまだ救われるんだけど、どーも暗くて恨みがましそう。
 顔のつくりだけいうならば渡辺謙さんみたいだなーと思うんですけどねw
 
 トロイ陥落の際、最後の方はかなりシビアな展開です。
 アガメムノンの傲慢さ、強欲さにかなり苛々させられますが、でもクリュタイムネストラ(ヘレンの姉でアガメムノンの妻)のおかげで少しは溜飲が下がるでしょう。
 最終的にパリスもトロイ国王夫妻もアキレスもヘクトルも死んでしまい、トロイも陥落、ヘレンはまたメネラオスの元へ…という結末なのだけど(映画の方は逃げ切ってましたっけ)、この夫婦この先どうなるんだろうと心配してしまいます(笑)。
 再会した時ヘレンの方から、彼に仕える(奴隷として仕えるという意味と私は解釈したのですが、実際は違うかも? 実際には「ついていく」と言いました)の発言をして、メネラオスが了承したので、夫婦ではなくなるのかな。。
 しかし、実際のところヘレンはスパルタの王女で、ミュケナイ人のメネラオスは彼女と結婚することによりスパルタ王になったわけで、やっぱりトロイに略奪されたとはいうものの、スパルタ人の王女を奴隷として扱うのは政治的にまずいことかも。

 …二人がそれなりに幸せになってたらいいなあ、なんてフィクションなのに思ってしまう世良でございました。
最近見た映画・ドラマ | 08:29 | comments(0) | trackbacks(0)


2008.05.09 Friday | Heroes シーズン1
 小説でも映画でもそうですが、物語って終わり方が肝心ですよね。
 「完結していない小説など屋根のない家も同様だ」と仰ったのはかの田中芳樹さんですが(※銀河英雄伝説10巻後書きにて。その後、完結してないのが現在いくつか…・笑)、私もほぼ同感です。学生時代から追いかけている小説や漫画が結構未完でずーーーっと新刊がでないことが多くて軽く殺意を覚える状態からすると、完の文字を見るだけでも良いことに思えます(笑)。
 でもやっぱり終わり方も大事。それ一つで今まで積み上げたものがぽしゃってしまうこともありますよね。
 
 ええと、少し話が脱線しましたが、今回はドラマのお話。
 GW前後からアメリカのドラマ「Heroes」シーズン1を見始めて、先日全話見終えました。あまりドラマは見ない人間なのですが、今回は1を試しに借りたらすごく面白かったので、続けてレンタルしました。
 前評判通り、面白かったです。というか、好みには合っていたのかな。ネットなどを見ると、意外と好き嫌いが分かれるようですね。
 まあ超能力が芽生えた複数の人々を描いたSFなんですが、先が読めなくて意外性に富んでて、とにかく次へ次へとすぐに見たくなっちゃうんですよね。今まで見たドラマの中ではなかなか良い出来だと思いました。
 それにえらく日本語の台詞が出てきますねー。こんなに日本人がいい方の役で出ずっぱりなのって珍しい。まあ、相変わらずアメリカの方が描く日本人なので、ちょっと…てなところもありますけど(笑)。
 ネットでは不評を買っていることも多いマシ・オカさんとアンドウ君役の俳優さん他日本人役の言葉のカタコトっぷり、時々笑い出したくなりましたが、まあそれほど気にならなかったです。基本的にこの二人のシーンはコメディが入っている感じなので、ああいうのもアリなんでしょう。シリアスなシーンではちと辛いですけど。
 とにかく熱中できるドラマって久しぶりで、最終回を迎える時は本当にドキドキでした♪ やっと結果がわかるのね。あれはどうなってこれはどうなるの? んでもって、あっちはどうなってこっちは…
 などとドキドキしながら見たのでありました。
 見たのですが…、

 以下、ワタクシの顔の変化です。

   ( ゚д゚)
   (゚Д゚ )
  Σ(゚Д゚)
 
 え!? 終わらないの!?
 …そうなんです、お馬鹿な私はすっかりシーズン1で終わるものだと思いこんでいたんです。。
 話の先は知らずにおきたかったのであまりネットでも調べなかったのだけど、それがあだになりましたか。
 がっくり。 

 ていうか、それ以外にも、話の筋が…。張り巡らした伏線のほとんどが回収されてないんじゃない??
 うーん、なんだかなあ。。
 とりあえず終わるにしても、もっとちょっと何とか…。。これまでが緊迫感あふれた展開だったのに、なんか今いちキレが悪いんですよね。無理やりシーズン2に続けるために結論を引き伸ばしたみたい。
 2できっと色々な謎が明らかになるんでしょうが、ホントにそうなるか疑問を少し感じてしまったりして。。
 そのほかに日本の戦国時代もでてくるみたいなんですが、アメリカ人が描くトンデモ(ではないかもしれないけど…・汗)日本を長々と見るのは、勘弁してほしいかも。
 正直、もう続きわかんなくてもいいよ、という気分になってしまいました。途中まではすごく面白かったですし、これからも面白いかもしれないですけど、最後の最後で緊張の糸が切れてしまったわ…たはは。
 期待しすぎたのかもしれないですね。
 それともああいうのもアメリカドラマの味なのかなあ。
 うーん、いずれにしても、また続き気になるのは当分先になりそうです…。
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2007.06.21 Thursday | 女帝
 この頃見たい映画が結構あるので、今月は毎週のように映画館に足を運んでおります♪ もうすぐダイハード4とかも公開されますし、楽しみが続いてます。でも、アポカリプスと300はたぶん見ないかな…気になるけど。

 先週末には「女帝ーエンペラー」を見てきました。
 Yahooのレビューでの評価が低いのと、最寄の映画館でも夕方から1回しか上映してないのとでいやーな予感はしたのですが、歴史ものって私の大好物でして。美術と映像はまず良い、ということだったので、それを見れれば御の字かなあ、という気分で行ってきました。
 …それで、、うん、評判が悪いのはわかるような気がする(苦笑)。

 あまりえらそうに批評するのは好きではないのですが、うーん。。
 観客という名の消費者としては一言言いたい気もするのですね(A^^;)
 以下辛口ですが、雑感などつづってみます。

 ネットの各地でつっこみされてますが、私も気になりました。
 なんでタイトル、「女帝」なのに「エンペラー」がくっついてるの?
 理由があるならぜひ知りたいです(笑)。
 原題は「The Banquet」というそうで、そのまま「夜宴」ぐらいにすればよかったのではないかな。
 そもそも、中国王朝で女帝って一人しかいませんし(そのことがいかに中国では女帝という存在が稀でまた難しかったことを示すと思います)。まあ「Promise」の世界だったら問題ないけど、一応古代中国の一時代を舞台としているという説明がついていたので、つっこんでしまいました。
 
 同日の午前中に偶然、日中映画関係者の交流会というニュースをみまして、その中で開催地の観客の方(中国人)が「日本の映画の方が感情の表現が細やか」という主旨のことを言ってたのですが、私自身、まさしく逆に、中国映画の感情表現の乏しさを感じました。
 多少は日本人と中国人の感性の違いもあると思いますが…。
 主人公のチャン・ツィイーは皇帝の妃(の一人?)で、皇帝の弟が皇位を簒奪した際、ひそかに想いを寄せていた皇太子を守るために、皇后となって復讐の機会をうかがう…てなストーリーだったと思うのですが、肝心の主人公の感情のゆれというのが今ひとつつかみかねました。
 悪女として描こうとしたのか、そうでないのか、わからなくて。
 パンフを見ると「愛ゆえに動き、そして一人の人間として欲望に目覚め」と書いてあるんですが、そういう動きは映像からはあまり…。。

 もともとハムレットを下敷きにした物語ということなんですが、どうも古代中国宮廷には不似合いな気がします…。
 私の偏見かもしれないですが、「ハムレット」といえばシェークスピアの四大悲劇のひとつで、キリスト教に裏打ちされた悲劇性とでもいえばいいのか、あまりにも西洋の物語の印象が強いので…物語の持つ雰囲気が古代中国の宮廷には似合わない気がするのですね。
 で、実際見たところ、さすがに上手にアレンジはしてましたが、この戯曲の中心である王子の狂気とか悩みとか、親子の絆とか、そういったものがそっくり抜け落ちていたような気がしてしまいました。
 …まあ、このあたりは王妃ガートルート=皇后ワンに重点がおいてあるゆえだと思いますが、ハムレットの悩む姿が少な過ぎるのではないかなあ。
 父親を殺されて復讐を誓うといっても、私だけかもしれませんが、熱い怒りといったものが感じられなくて。。ホレーシオにあたる役柄の人もいなかったし。正直、レアティーズに相当する宰相の息子の方がかっこよく見えました。
 終わりが終わりなんで、謎解きというか、そういうぶんには印象に残る、そしてあまり後味がよろしくないし…。

 映像も美術は前評判どおり、本当にきれいでした。こちらは大画面で見れて良かったです♪ 今までにない情緒が感じられたような気がします。もう少しメリハリがあればなお良かったかも。連れは途中で寝ておりました(苦笑)。
 「Promise」や「Lovers」とは違って、今回は立体性というか、舞台の奥深さが感じられたように思います。それほど原色ばかりでもなくて、シックな色合いで少し驚きました。
 宮殿の外観もそれらしくて立派で、色々興味深かったです。CGなんでしょうけど、あまり違和感がなくて良かったです。
 ただ、天井も高い室内だったので、あれじゃ物音も声もつつぬけではないかなあ、とぼそっと思ったりして…。
 しかし、そろそろ、ワイヤーアクションには食傷気味です…(^^;)。
最近見た映画・ドラマ | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0)


2007.06.12 Tuesday | プレステージ
 ヒュー・ジャックマンが好きです。
 好きな俳優さんは誰というと結構迷うことが多くて、今までは特にいなかったのですが、最近好きだなあと思うようになりました(あとはショーン・ビーンとジョン・キューザックかなw)。
 顔というよりは、雰囲気でしょうか。温かみがあって、お色気があるところが好きなんですね。
 でも、x-メンのウルヴァリン役はちょっと苦手。
 ニューヨークの恋人はちょっと甘すぎ…。。
 ヴァン・ヘルシングが一番ストライクゾーンに入っていますv
 
 その彼が出演しているということだけで「プレステージ」見てきました。
 原作の作家さんがSF系であるとか、原作小説が世界幻想文学大賞受賞であるとか(つまりファンタジー?)、そういうことは一切知らなくて、
 マジックの世界。華麗なショービジネスの世界。
 そこで、恋愛まじりのサスペンス劇が繰り広げられるんだろう。
 と、思ったんです。見るまでは。
 うーん、ここのあたりでは選択は間違っていたかも…。

 まったくぜんぜん違う人間ドラマでした。
 夢とロマンの世界どころか。
 重く、激しく、苦しい…激しい執念と狂気と野望の世界。
 マジックのタネって本当にこんなんなの? 
 「救いようがない。」
 というのが正直な私のストーリーに関する感想です。
 同じマジックのタネがよくでてくるドラマ「トリック」はネアカでよかったんですけどね…。

 とはいえ、ドラマは嫌いなタイプではありませんでした。 
 むしろ好きです。「そこまでしなくてもいいのに…」「でも好きなんだからしょうがないね」と思いつつ見ておりました。
 マジックに夢があったので、見ていて辛いところも多々ありましたけど、面白かったです。うん。
 鑑賞後もよく印象に残っていますし…某海賊映画は長い上につめこみすぎで物語自体がよくわからないところが多くて欲求不満だったのですが、あれよりは出来がいいように思います。
 ただ一般受けはあんまりなさそう…?(A^^;)

 映像がとてもきれいでした。美術も凝っていて、19世紀のロンドンの雰囲気がよく伝わってきます。上品でアンティーク(+SFチック?)な空気が世界全体に漂っていて、時代物好きな人には楽しめると思います。
 クリスチャン・ベールが同じく主格のマジシャン役ででてくるのですが、私の目はもっぱらタキシード姿のヒューに釘付けでした(笑)。
 (ストーリー的にベールには反感を抱いてしまうんですけど、ご覧になった皆さんどうです?)
 マイケル・ケインも存在感があっていい味がでています。
 スカーレット・ヨハンソンもきれいでしたし、雰囲気を味わえるだけでチケット代は高くなくって良かったです♪
 機会があるなら、もう一度じっくり見たいですね。
 …結末を見て食欲が減退したのでダイエットにもいいかもしんないし(←おい)。
 ただ、第一級エンターティメントというには、ちょっと何かが足らない気もするので、個人的には星四つぐらいかなあ。
 私個人はまあ一応ありかな、ということで受け入れられましたが、オチに不満が出る人もいることも理解できます。。
 それまで現実に沿っていたのに(伏線は色々ありましたが)、どうもとっぴな感は否めないですもんね。。
 でもまあ、映画ってのは見て楽しめればOKなんじゃないかな。
 じっくりゆっくり、味わうように見れる上質さがあると思います。
 原作の小説も、読んでみる予定です♪

 次回作ではヒューの幸せそうな姿(役柄)が見れますように…(-人-)。 
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